インターハイ出場で教頭に昇進
公立ではあまり関係ありませんが私立学校の経営をしていくのに生徒数の確保は絶対要件です。
各教員に役割はあると思いますが私学に勤めるのであれば、生徒募集については全教員が意識が必要というのが私立の標準だと思います。
生徒数を確保するのに進学実績で生徒・保護者に訴求するケースもあれば今回のテーマである部活動で訴求するケースもあります。
学校によっては一部の部活動の実績が良かったり、学校全体で部活動に力を入れている学校も多くあります。
部活動で生徒を集めるつもりは無くても生徒が集まるような強豪校になれば必然的に生徒の中には「部活動をやりてくて志望する」という人が増えていき、生徒の募集につながるということです。
学校を挙げて、ある運動部に力を入れて、念願の全国大会に出場した翌年にその部活動の顧問の教員が教頭になったというのを目の当たりにしました。
学校教員というのは一般企業の様に数字で貢献度や評価基準を数値化するのは難しいですが入試広報部になると受験者数は一目瞭然ですし、入学者数もわかります。
入試広報部以外だと生徒募集に直結している成果というのが意外とわかり辛いので部活動の全国大会出場なんていうのも貢献度として計りやすかったのかなと思います。
生徒をいかに募集させられたかが貢献度の一つなのでタイトルの様に半ば大抜擢人事みたいなことが私立では起きるんですね。
教頭は学校の教務・教員等に関する管理職ですから部活動で全国大会に出場して教頭というのが適材適所かは不明ですが。。。