【私学の教員採用裏事情】~私立学校教員への転職・就職志望者必読ブログ~

元学校人事コンサル社員が私立学校の教員採用の内部事情をお知らせします。教員志望の大学生、公立から私立への転職を検討している方、私立学校にお勤めの方、私立学校に子供を通わせている保護者の方が知っておくべき私立学校の実態。

教員採用の個人情報について

個人情報の取り扱いについて非常に厳格に定めている学校もあれば適当な取り扱いをしている学校もあります。

 

採用試験で応募者の前任校に問い合わせをする学校の採用担当者もいましたし、それに対してどんな人かを答えてしまう学校もありました。

 

私立学校はそれぞれ独立していますが教員同士は意外と横でつながっています。教員が校務分掌で広報担当になれば私立学校の入試合同説明会で顔を合わせて各学校の教員同士で情報交換をするケースがありますし、部活動の顧問でつながるということもあります。また、教員の子供たちは別の私立の学校に入学することも多く。教員→教員→子供というつながりでわかることもあります。

 

もちろん校長同士の交流や管理職同士の交流もあるのでそこで情報交換が行われるケースもあります。

 

「お宅にいた●●科の○○さんがうちに教員採用を受けに来たけどどんな人?」

 

「明るくて良い先生でしたよ。常勤で広報も分掌でお願いして、頑張ってましたよ。」

 

こういったやり取りは全体から見れば少数だと思いますが、私が知っている限り、1度や2度という感覚ではありません。

 

その度に「聞く」のも「答える」のも良いことではないと話してるんですけど言ってもわからない人っていますからね。今でも前職調査をやってる学校はあると思います。

 

聞かれた学校も答えるな!と思うのですが答えてしまうんですよね。。。

 

この辺の感覚とか意識はもう人それぞれの考えだなと感じます。

 

実際には、入ってからも教員同士のつながりで悪名というのはつながります。

 

全ての教員が新卒でその学校しか経験していないということではないのでどこかの学校で勤務してた時にこんな先生だった、あんな先生だったというのが新任校でも広がるのです。

 

私立学校教員の世界ってものすごい狭いのですぐにわかります。

 

自分もいつか身バレするんじゃないかと思っています。

 

私立学校の採用について質問がありましたらコメントください。できる限り答えたいと思います。