変革もない、足並みの揃わない私立の教員採用
来年度の専任教諭採用も目新しい試みをする私学もなく求人数だけはシーズンなのでピークを迎えています。
専任教諭採用なのでそれなりに応募者がいるので学校としては問題無さそうですが、これが採用担当や私学が教員採用に対して危機感を感じない要因の一つなんだなと思います。
専任教諭採用といえど、応募者の絶対数は減っているのです。
しかし、年明けの常勤講師・非常勤講師採用と比べると比られないくらい多く履歴書が届きます。
毎年、何の工夫も変化もなく専任教諭採用はそこそこの応募者の中から選考して内定を出して、内定を出した人も公立の教員採用に合格したのでと辞退されて、慌てて再募集を掛けても優秀な人材が採用できずにとりあえず非常勤講師を採用して授業に穴を開けないようにするかと募集するも志望者が無く、待遇面での改善として常勤講師も可能とするも時すでに遅し、優秀な人材はそんなに遅くまで就活してません。
採用できなくて困って人材会社に泣きを入れて、直接雇用で箸にも棒にもかからないような教員を高いお金を払って採用する。
今年もほとんどの私学は変わらなそうですね。
一部の私学は失敗しながらも試行錯誤してるので、こういう学校が将来、優良な教員を抱えて飛躍してほしいと思います。
ブランドや伝統だけでなく挑戦に対しての選球眼を持たないと教員志望者の人たちもせっかく入っても学校自体が沈んでは元も子もないので気をつけましょう。