【私学の教員採用裏事情】~私立学校教員への転職・就職志望者必読ブログ~

元学校人事コンサル社員が私立学校の教員採用の内部事情をお知らせします。教員志望の大学生、公立から私立への転職を検討している方、私立学校にお勤めの方、私立学校に子供を通わせている保護者の方が知っておくべき私立学校の実態。

健康管理について

花粉症の季節で世の中はマスクの人だらけですね。

 

花粉症も今は病院で症状を軽くすることができるみたいなので昔に比べれば多少良いのかもしれませんが。

 

ここ2ヶ月インフルエンザが猛威を振るっていて毎年、受験生達には罹らないで欲しいなと思っていました。

 

受験であれば、最近は受験日当日のインフルエンザ罹患者の対応がしっかりあるのですが教員採用では一律の選考日程だと対応しきれないケースもあります。だから実際に私も参加した私立学校の教員採用面接で

 

学校採用担当者「体調大丈夫ですか?」

応募教員「インフルエンザなんです。。。」

学校採用担当者「。。。。。。。えっ?。。。。。。えっ!?今ですか!?」

 

なんてことがありました。もちろんすぐにお引き取り頂きました。

学校は生徒を含め多くの人が出入りして集団生活を送っていますし、受験生のいる学校にとっては青ざめる出来事でした。

 

インフルエンザは感染する病気なので出勤停止、出席停止となりますし、自己管理でできることは限られていますし、徹底していても罹る病気です。

 

既に就業していればインフルエンザで休むこともできますが、採用試験だと休むわけにいかないという気持ちが働いてしまうのでしょう。

 

それでも、インフルエンザを学校に持ち込むのは良くないです。最近の私立の教員採用は1ヶ月くらい応募者ゼロなんて求人もたくさんあるのでインフルエンザとわかったら電話して相談しましょう。途中で体調不良で退席のほうが印象悪いですし、それはそれとあきらめるしかありません。

 

私立学校側も採用できていないのにも関わらず採用の仕方を変えずに今まで通りのやり方で思考停止してるのでインフルエンザでも行かなければいけないと志望者に思わせてるのが現実ですが。

 

私立学校の採用について質問がありましたらコメントください。できる限り答えたいと思います。