私立学校のダブルスタンダード
また、労働問題ですね。。。
超長時間労働、残業代の未払い、休憩の不取得、筆者も「氷山の一角」と述べていますが多かれ少なかれこのような私立学校が多いと思います。
理事や管理職が「自分の時はこれくらいやってた」という感覚ですし、「変わらない」というよりも学校法人の組織構造が変わらない限り「変われない」というのが現実です。
国際社会に通用する教育!!
理系人材の育成!!
と時代の流れに合わせて生徒を集めていますがこの組織構造を変えられない限り、生徒のため、保護者のためというのは難しいと思います。
過酷な労働環境のもと、生徒・保護者の対応もしてというのはかなり厳しい環境です。社会・生徒・保護者のニーズが多種多様になっているにも関わらず「変われない」ままだと教育分野だけが取り残されるのではないかと考えます。
私立学校は都合の良いことについては「公立と同様の対応」、都合が悪くなると「独自の学校経営・教育方針」を持ち出すのです。
全ての私立学校がそうだとは思いませんが補助金を受けながら各種法令に対してこのよう考えで運営・経営している体質については最近、様々なところで取り沙汰されている問題と似ているような気がします。
教員が声を上げ、社会全体で声を上げて私立学校の情報公開を促していく動きが必要だと思います。